ベランダや屋上の雨漏りを防ぐ!適切な防水工事とメンテナンスが家を守ります
みなさんの自宅は定期的にベランダや屋上の改修や防水工事などのメンテナンスはされていますか? だいたい、新築から15年程度で屋根と外壁の防水改修工事をするのが雨灄りを発生させずに、建物の寿命を延は すコツとされています。 15年以上経過している方やすでに兩灄りが生じている場合はすくにでも防水改修工事を検討しましょう。 室内に雨灄りがなくても天井裏や壁の内側などの建物内部に兩水が侵入し、気付いた時には建物はボロボ口、と いった状況も事例としてあります。 特に屋上やべランダ、バルコニ-など雨に常に晒されている場所には、防水工事という特殊な工事が施工されてい ます。 液体状のウレタン樹脂や防水性のあるシ-トなどを施エして特殊な防水層を形成するのですが、この防水工事を適 切に行い、メンテナンスすることで大切な家を兩灄りから守り、家の寿命を延ばすことができます。 今回は家を守るための改修工事や防水改修における注意点についてご紹介します。
建物の寿命について
まずは建物の寿命についてご説明しましよう。
建築物の寿命は減価價却の年数から見てみると鉄筋コンクリ-ト造(RC造)で47年、木造住宅で22年となっています。
しかし、これは減価償却の年数で、実際にはもっと長く使用でき、鉄筋コンクリ-ト造では60年、木造住宅では40年は使えると思います。
最近では技術発展によって、木造でも100年近く耐用年数がある住宅も出てきました。しかし、それはあくまでも適切な維持管理を行ってこそ。
誰もメンテナンスをしなければ数年で住めないほどに荒れてしまうのか建物です。
しかも、耐用年数はあくまでも構造体のみの話。
木造住宅であれば、基礎、柱や梁などの家の骨組みの寿命が耐用年数になります。
そのため、キッチンやお風呂などの水回り、電気設備、防水層、外壁、屋根などなど、構造体以外は適宜改修书
補修を行わないと耐用年数分住むことは難しいんです。
改修工事が必要な時期について
改修工事が必要な理由はわかっていただけたと思います。
次に、それそれの修繕やメンテナンスが必要な目安をお教えします。
屋根·外壁の防水改修 10~15年ごと
ベランダ・バルコニ-の防水改修 10~15年ごと
キッチンやお風呂などの水回り 15~20年ごと
内装のリフオ-ム(間取り変更)15~20年ごと
エアコンや給湯器などの設備 7~10年ごと
この辺の目安はしっかりと把握して、リフオ-ム代の準備などもしておくといいでしょう
ただし、家の立地や使用状況によって変わってくるので注意が必要です。
防水改修の注意点
上記の改修工事でも兩灄りに直接影響があるのが屋根・外璧のメンテナンスです。
外壁や屋根は屋根材などの種類によりますか、新築当初は塗装がされており、その塗装が防水機能を持って雨か
ら外壁材や屋根材を保護しています。
しかし塗料の種類にもよりますが、10~15年経過すると塗料が劣化してきます。
そのため定期的な塗り替えが必要です。外壁塗装や屋根塗装などのような塗装工事による防水工事が一般的です。
もしも塗装で対応できない場合には、屋根の葺き替えエ事や屋根カバ-エ法などが必要になります。
また、屋根が陸屋根というフラットな場合には、ウレタン防水やシ-ト防水などの防水工事が必要です。
こうした改修工事や防水工事は、いずれにしても定期的なメンテナンスと、プロの改修屋や防水工事の專門の会
社に依賴することが大変重要です。
こちらを怠ってしまうと、気づかないうちに労化が進行し、建物内部に雨灄りが生じてしまいます。
近年多く発生する超大型台風や、大雨、強風や強い柴外線、熱の影響を受けたり経年による劣化でひひ割れや塗
料の剥離が起こり、そこから雨水が侵入を許します。
大体、築10~15年の時に足場を組んで屋根(屋上)と外壁の防水改修をやるのが-般的ですか、すでに雨灄
りなどが発生しているときは急いで改修工事が必要です。
費用を安くするため、外壁と屋上の防水を分けて行う人がいますか、その都度足場を組まなければならす、足場代
が高くなるのでお得とは言えません。
せっかく足場を組むのであれば、この機会に手の届かない部分のエ事はすべて済ませてしまいましょう。
多くの業者では実際の現地を調査、診断をして、見積もりの作成までを無料で対応してくれますので、今まで防
水工事を行ったことがない方も相談してみてはいかがでしょう。
ベランダ・バルコニーに要注意
住宅には必ずと言っていいほど設置されているべランダやバルコニ-。
べランダやバルコニ-は兩に晒されており、構造的にも入り組んでおり、複雜な造りのため、兩灄りの原因にな
ることも多い場所でもあります。
ベランダと建物のつなぎ目部分は異なる素材が接するためもともと兩灄りを起こしやすく、さらに地震や風によ
る揺れの影響などを受けやすいため、防水層に亀裂が入ることで兩灄りが発生する事例も多いです。
施工上も難しい部分ですので、しっかりとメッシュシ-トなどで補強しておくことが重要でしょう。
兩灄りが発生した際に、DIYで補修されることを考える方もおられるかもしれませんか、兩灄りは原因箇所の特定
が難しく、ベランダも高い所に設置されている事が殆どで危険が伴い、素人のDIYで補修を行っても逆効果になり
うる場合もありますので注意が必要です。
施工に関してはやはり専門の業者に依頼することが大切です。
ベランダの防水工事やメンテナンスはプロにおまかせ
特にペランダにエアコンの室外機がある場合などは、その部分から防水層が切れやすくなってしまうので注意か
必要です。
また、上裏(ベランダの裏側を下から見上けた部分)の塗装方法なども、湿気が逃けるようにしておかないと.
防水層内部に水が溜まってしまう原因になるので気を付けましょう。
難しいベランダ周りの施工は実績のある業者に任せるのが-番です
適切に建物の維持管理を行い、快適に長く住める住宅にしましょう。